ニュース・フラッシュ
2016年2月8日
バンクーバー
山路法宏
米:Noranda社が米連邦破産法第11条の適用を申請
2016年2月8日、米アルミニウム生産企業のNoranda Aluminum Holding Corporation(Noranda社)は、同社及びその子会社がMissouri東地区破産裁判所に米連邦破産法第11条(チャプター11)による裁判所監督の再建手続きを申請したと発表した。
申請と同時に、資産担保融資金融機関との間で最大130百万US$のDIPファイナンス(debtor-in-possession financing)に大筋合意し、特定の金融機関から最大35百万US$の確約を得たことも明らかにした。
MO州のNew Madrid製錬所では、唯一稼働している1つのポットラインで2016年3月まで操業した後、その時点で全ての操業を停止するが、条件が許せば操業を再開させる柔軟性を維持する。LA州のGramercyアルミナ工場やジャマイカのボーキサイト事業は当面継続する予定。


