ニュース・フラッシュ
2016年2月15日
ロンドン
竹下聡美
南ア:Mining Indaba、参加者減も実りある鉱山大会と高評価の声
2016年2月8日から11日にかけて南ア・ケープタウンにおいて第22回目のMining Indabaが開催された。
資源価格低迷が続く中、今回の参加者数は約6,000名と例年の7,000名から大幅に減少し、また展示会場のブース出展数も前年から1割以上減少したものの、資源メジャーをはじめとした鉱山会社、金融機関、アフリカ各国政府等の定番の顔ぶれは例年と変わらず、例年以上に鉱業にコミットする企業間での実りあるビジネスマッチングの場となったという参加者の声が多く聞かれた。
基調講演では南アMosebenzi Zwane鉱物資源大臣が、Zuma大統領の署名を前に差し戻しとなったMPRDA(鉱物石油資源開発法)改正案の国会審議を迅速化し、また労使関係については過去のストライキから学び、再発防止に務める旨の発表があった。次回のMining Indabaは2017年2月6日から9日にかけて行われる予定。