豪：Gold Road Resources社、WA州Gruyere鉱床のプレFS調査で約100 tの金を確認

　2016年2月8日、探鉱ジュニアGold Road Resources社(GR社)は、WA州Gruyere鉱床のプレFS調査により約100 t(317万oz)の金埋蔵量が確認されたことを発表した。

　同鉱床は近年発見されたオーストラリアの金鉱床では最大クラスの一つに数えられ、12年のマインライフで露天採掘可能との調査結果を得ている。同鉱床の開発には4億5,500万A$が必要とされ、960 A$/ozの金生産コストで年間約8.2 t(26万5千oz)の生産が可能となる。

　GR社は今後、開発を行うための資金調達方法を含めた、より詳細なFSを実施する予定。地元紙は、最近の豪ドル安と金価格の上昇の傾向により、大企業が同鉱床に関心を示す可能性もあり得ると報じている。