ニュース・フラッシュ
2016年2月15日
ジャカルタ
山本耕次
ミャンマー:PanAust社がミャンマーで探査ライセンスを取得
ラオスにて銅・金鉱山を操業しているPanAust社は2016年2月8日に声明を出し、同社がミャンマー連邦共和国において探査ライセンスを取得したと発表した。
2016年1月19日にU Myint Aung鉱業大臣及びWuntho Resources Co.Ltd(Wutho Resources社)代表Richard Taylorとの締結セレモニーが執り行われたという。
同社声明によると、探査ライセンスはSagain州に位置するHel Chain、Pin Hin Hka及びNam Awlの3ブロックで、PanAust社は探査第1フェーズを行う延べ1,400平方キロメートルを割り当てられた。Sagain州は同国の北方地域にある州であり、銅及び金の高いポテンシャルがあると考えられている。
同エリアの基礎予察調査は、1990年代に西側鉱山会社によって行われており、ミャンマー政府はこれらのデータをPanAust社に提供している。
PanAust社のFred Hess社長は、同社が試錐ターゲットを選定するために、近々地化学探査及び地質調査を実施する予定だと述べた。
Wutho Resources社は、PanAust社とミャンマーエネルギー鉱物資源グループ(MERG)がジョイントベンチャーにより設立した会社であり、PanAust社が80 %、MERGが20 %の権益を有する。


