パナマ：加First Quantum Minerals社、Cobre Panamá銅・金プロジェクトの投資額を大幅に削減

2016年2月18日付け業界紙等によると、加First Quantum Minerals社(本社：バンクーバー)は、パナマに保有するCobre Panamá銅・金プロジェクトに関し、2016年の投資額を昨年11月に計画した528百万US$から大幅に削減し390百万US$とする旨を明らかにした。
同社によると、2017～18年に関しては、商業生産コストと資産化利息を含む年間480百万US$の投資を見込む。
一方、本年1月に同社は、2016年の投資額を800百万US$とする旨を発表していた。
なお、本プロジェクトは、同社が80 ％、韓国鉱物資源公社(KORES)が10 ％、LS Nikko Copper社が10 ％の権益比率により初期投資総額59.5億US$を見込むほか、鉱山寿命40年以上、銅生産量320千t/年、金生産量3.1 t/年、銀生産量62 t/年、モリブデン生産量3.5千t/年で中米最大級の鉱山となる見通しである。