チリ：Sagasca銅鉱山が操業を停止

　2016年2月22日付けメディア報道によると、Haldeman Mining Company SA(HMC)社は、Sagasca銅鉱山(第I州)の操業を停止した。従業員には長期休暇が与えられた。高い生産コストと銅価格の低迷が理由とされるが、閉山計画が進行していたとする情報筋もある。

　Sagasca鉱山は酸化鉱を対象とした坑内採掘鉱山で、年間生産能力はSxEw銅カソード19,000 t。操業開始は2004年。HMC社の出資者であり経営者であるSolari Donaggio一族は、今後、チリ、ブラジルの金事業に注力する模様。HMCの子会社HMC Gold社は、Tambo de Oro金鉱山(第Ⅳ州)を保有している。