ニュース・フラッシュ
2016年2月29日
ロンドン
竹下聡美
英豪:BHP Billiton、2015年12月期半期決算、57億US$損失計上、厳しい市況に対応可能な新たな操業モデルを発表
BHP Billiton は2016年2月23日付で2015年6-12月期の半期決算を発表した。
それによれば、資源価格の低迷が影響して当期収入は15億US$と前年同期比で9億US$減少し、当期損失額は57億US$を計上した。同社は同日付で「生産性と価値創造加速に向けたシンプル化した操業モデル(Simplified Operating Model to Accelerate Productivity and Value Creation)」と題して、厳しい市況下においてより機敏な対応が可能となる新たな操業モデルを発表した。
同社は操業地域に集中すると同時に世界規模の企業としてグローバル化された機能的なサービスを提供する、よりシンプル化された組織を目指すとしている。同社CEOのAndrew Mackenzie氏は、これらの変革は我々のシンプル化の旅の継続であり、South32社のスピンオフや好機での資産多様化、また生産性向上に向けた継続的なコミットメントによって達成が可能だとしている。
