ニュース・フラッシュ
2016年3月1日
シドニー
山下宜範
豪:Atlas Iron社、純損失を計上、生産コストは改善
2016年2月23日、Atlas Iron社は2015/16年度の上半期の決算を発表。
収益は前年同期比で17 %減少して3億7,200万A$となった。基礎的EBITDA(利子、税及び償却前利益)は2,050万A$となり、前年同期の1,480万A$の損失からプラスに転じた。減損処理等により1億1,430万A$の純損失を計上したが、前年同期の純損失は11億A$であったことから、損失は縮小したことになる。
生産コストのうち、C1 cash costは前年同期から24 %改善して35.82 A$/tとなった。Full cash costは前年同期から23 %改善して55.75 A$/tとなった。同社は2015年12月に債務のリストラ策を発表し、債権者に対して、債務のうち半額を同社の株式の70 %分に転換すること、また、残りの債務については支払期限を延長させることとしていた。


