ニュース・フラッシュ
2016年4月1日
リマ
迫田昌敏
ペルー:Raura鉱山の2015年生産・探鉱実績
2016年3月18日付け地元紙によると、Minera Raura社(本社:リマ)が、Raura鉱山(Huanuco州)の2015年の生産・探鉱実績を明らかにした。生産実績は、精鉱中金属量で、銅438t(前年比-59%)と大幅減少したものの、銀1.84百万oz(約57.2t、前年比+5.1%)、鉛20,931t(前年比+79%)、亜鉛32,074t(前年比+40%)と大幅増加した。また、28,957mの探鉱ボーリング等により、2015年末現在の鉱量(確定+推定)は、前年末比30%増の5.41百万tとなり、鉱物資源量は14.45百万tと推定され、マインライフは3年伸びる結果となった。同社では、選鉱設備能力2,000tpdから3,000tpdへの増強も検討している。
同鉱山の2014年末の確定鉱量は1.65百万t(品位Cu 0.29%、Pb 2.84%、Zn 5.42%、Ag 104g/t)、推定鉱量は2.38百万t(品位Cu 0.37%、Pb 2.45%、Zn 5.67%、Ag 101g/t)、予測鉱物資源量は3.35百万t(品位Cu 0.33%、Pb 2.29%、Zn 4.07%、Ag 107g/t)だった。