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- 銅 ベースメタル
エクアドル:Mirador銅プロジェクト、粗鉱処理量60,000t/日へ
2016年4月26日付け地元紙によれば、4月19日、Mirador銅プロジェクト(Zamora Chinchipe県)を進めるEcuacorriente社(本社:カナダ、100%中国資本)は、2015年12月1日に承認された粗鉱処理量30,000t/日を、60,000t/日に引き上げることを主とした修正EIAを、地元El Pangue郡Tundayme地区の郡・地区代表や住民、および同社従業員に対し、説明したことをエクアドル鉱業当局に届け出た。届出によると、環境破壊予防・軽減策、廃さいの扱い、コミュニティとの交流、救急対策、労働条件管理、影響を受けるエリアの復旧策、環境教育と普及、人材養成、環境モニタリング、閉山計画などが含まれている。
本プロジェクトは2012年に同社がエクアドル政府との間に締結した開発契約に基づき実施されており、銅の確定埋蔵量は6,500百万lb(約295万t)とされ、2015年12月に、Javier Cordoba鉱業大臣をはじめとする政府関係者の出席のもと、鉱山建設開始式を実施した。
