ニュース・フラッシュ
2016年5月5日
メキシコ
縄田俊之
ドミニカ共和国:鉱業部門の成長が経済全体の成長を支える
2016年5月2日付け業界紙等によると、ドミニカ共和国中央銀行は、本年Q1における鉱業部門の経済成長率が2015年Q4の25.8%から33.8%へと拡大した旨を発表した。
同行によると、鉱業部門は昨年Q1に大幅に落ち込んだ金及び銀生産の回復により、同国において最も急激に成長した部門と言える。この結果、鉱業部門は、本年Q1における同国全体の経済成長率について対前年同期比で6.1%の拡大に寄与した。
なお、加Barrick Gold社(本社:トロント)及び加Goldcorp社(本社:バンクーバー)が権益比率60:40で保有する同国最大の金鉱山であるPueblo Viejo金・銀鉱山に関しては、本年Q1における金生産量については、昨年Q1の4.2tから5.3tへと大幅に拡大した。