閉じる

ニュース・フラッシュ

2016年5月19日 リマ 迫田昌敏

ペルー:現政権期間中の鉱業投資額は、前政権時の3.7倍

2016年5月15日付け地元紙によると、エネルギー鉱山省のVillegas鉱業総局長は、国会で開催された第3回鉱業懸案協議会において、現政権期間中(2011~2015年)の鉱業投資総額は42,000百万US$で、前政権(2006~2010年)を267%上回ったことを明らかにした。さらに、ペルー全国25州のうち23州で鉱業活動が行われ、特にApurimac州に19,713百万US$と、鉱業投資全体の33.8%が集中したほか、Arequipa州(9,562百万US$)やCajamarca州(9,432百万US$)も主な投資対象だったことを明らかにした。

また、鉱業プロジェクトの70.6%が銅プロジェクトで、10.2%が多鉱種、さらに9.1%が鉄鉱石プロジェクトであること、ペルーに最大の鉱業投資を行っているのは中国(32.9%)で、米国(17.4%)、カナダ(16.9%)が続くこと等を報告した。

ページトップへ