ロシア：Udokan銅鉱床開発に国家予算支出の可能性

2016年5月24日付け地元報道等によると、Udokan銅鉱床開発プロジェクトの支出について、修正予算への計上可能性を関係官庁が検討している。これは、2016年度連邦予算の修正と、2017年度及び2018～2019年の予算案作成において同プロジェクトの支援可能性を検討するというもので、経済発展省により提案されたが、財務省の見解はまだ明らかになっていない。

Udokan開発については、2015年9月、ロシア開発対外経済銀行（VEB）監査委員会が、プロジェクト文書作成に対する5年間114億ルーブルの融資及びBaikal Mining Company（BMC）への資本参加を承認している。また、国民福祉基金からの資金割当が予定されていたが、会計検査院によると、実行されていない。