イラン：IMIDRO、国内鉱山開発に向けて資源メジャー各社と協議を進展

2016年6月2日付メディア報道によれば、イラン鉱山鉱業開発機構（Iranian Mines and Mining Industries. Development and Renovation Organization, IMIDRO）のMehdi Karbasian会長は、独ベルリンで開催された新欧州・イラン貿易センターの開所式に出席し、イラン国内の鉱山及び鉱業の開発に向けて外国投資家との協議を進めているとして、Rio Tintoとの間でアルミ、鉄鋼、銅及び金セクターに係る新規投資について協議を行い、Glencore、Trafigura社及びAurubis社との間でも会合をもったとしている。

また、Glencore及び中国有色鉱業集団（China Nonferrous Metal Mining）との間では国内の銅開発に係る契約を既に締結しているとしている。同氏によれば、銅精鉱生産を現状の銅量年産20万tから2025年までに年産200万tに拡大することを目指している。