エクアドル：Bolivar港民営化

2016年5月30日付け地元紙によると、2016年2月24日に、Bolivar港管理局により実施されたBolivar港（El Oro県）の「設計、資金調達、追加工事の実行、設備、港湾ターミナルの運営・維持管理業務」入札において、唯一の入札者であったトルコのCorsorcio Yilport Holdings社が落札者に決定した。

同社は7ヵ国で18港の運営業務を実施する。契約締結後50年間で、750百万US$を投資し、コンテナクレーン等の設備調達、水深14mへの浚渫、ドックの修理などを行う計画である。現在同港はエクアドルのバナナ輸出の26％、約1.6百万tを扱う重要港であるが、Miradorプロジェクト（El Oro県）をはじめ、今後数年以内に生産が始まる見込みの銅精鉱の輸出港として重要な港になると考えられる。