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ニュース・フラッシュ

2016年7月8日 リマ 迫田昌敏

エクアドル:Río Blancoプロジェクト、戦略的鉱山開発プロジェクトとして初の生産開始へ

2016年7月5日、Javier Cordova鉱業大臣が、戦略的鉱山開発プロジェクトとして最初の生産開始は、2017年のRío Blancoプロジェクト(Azuay県)になるだろうと述べた。
同プロジェクトは、政府が指定する5つの戦略的鉱山開発プロジェクトのひとつで、中国企業Junefield社によって進められている。同プロジェクトのターゲットは、金0.6百万oz(約19t)と銀4.3百万oz(約134t)で、粗鉱処理量は800tpdと見込まれ、中規模スケールにカテゴライズされるために政府との鉱業契約を必要とせず、鉱産物の売上高に4%のロイヤルティが賦課される。同大臣によれば、2016~2017年の間に79百万US$を投じて建設が開始され、約400人の雇用を生み出すことになる。
他の4つの戦略的鉱山開発プロジェクトは、2018年から生産を開始する中国企業Ecuacorriente社のMirador銅プロジェクト(Zamora Chinchipe県)、2020年から生産を開始するLundin社(本社バンクーバー)のFruta del Norte金プロジェクト(Zamora Chinchipe県)、経済性評価中のINV Metals社(本社トロント)のLoma Largaプロジェクト(Azuay県)、探鉱中のEcuacorriente社のPanantza San Carlosプロジェクト(Morona Santiago県)。

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