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- 鉱種:
- 亜鉛 ベースメタル
ペルー:Vena Resources社、亜鉛鉱山再開発プロジェクトに参入
2016年7月19日、Vena Resources社(本社トロント)は、亜鉛鉱山再開発プロジェクトに参入することを明らかにした。
同社はBongará亜鉛鉱山とCharlotte Bongará亜鉛プロジェクト(両者ともAmazonas州)を統合し、同社が100%権益を保有して一体的に開発するため、これら鉱山及びプロジェクトを保有する地元非公開企業2社とLOIを締結したと発表した。契約条件は、現金及び株式で、3年以内に、Bongará鉱山に対しては835千US$、Charlotte Bongaráプロジェクトに対しては595千US$の、各支払となっている。また買収完了時に少額のロイヤルティの事前払い、生産時には2%のNSRの支払が約束されている。
Bongará亜鉛鉱山の酸化亜鉛鉱床は1974年に発見され、以来様々な企業が探査してきた。2006年にボーリング探査を実施したCementos Pacasmayo S.A.A.によると、カットオフ品位Zn 12%とした場合、鉱量925,035t、平均亜鉛品位24.8%、亜鉛金属量229,409tと推定されている。隣接するCharlotte Bongaráプロジェクトは1994年に調査が開始され、2007~2011年に探査したRio Cristal Zinc社によると、ボーリング調査において、地表近傍に、15.5m間でZn 29.5%、12.5m間でZn 26.1%、11.5m間でZn 29.7%(いずれも真幅不明)などの酸化亜鉛の鉱徴を認めている。
