ニュース・フラッシュ
2016年7月22日
ロンドン
竹下聡美
ボツワナ:政府、BCLに対し財政援助、操業停止、完全閉鎖のいずれかを検討へ
2016年7月21日付けメディア報道によれば、ボツワナ政府はニッケル鉱山公社Bamangwato Concession Limited(BCL)について追加の財政支援を行うべきか、操業を一時停止するか又は完全に閉鎖するかどうかの決定を行うべく、5閣僚からなるタスクフォースを立ち上げた。
Kitso Mokaila鉱物・水・エネルギー大臣は、政府はBCLには4月に1億US$の融資を行っており、これ以上の財政支援は難しいとの見解を示している。なお、最近の資源価格低迷に加えて、BCLの保有するSelebi Phikweニッケル・銅鉱山で5月及び6月に4名の従業員が死亡、8名が重症を追う重大な鉱山事故の発生したことも、BCL再起を難しくする要因と見られている。


