ニュース・フラッシュ
2016年7月26日
シドニー
山下宜範
豪:Evolution社の業績は好調。今後も資産の売却や買収を通じてポートフォリオを強化
2016年7月21日、豪州の産金第2位のEvolution社は2016年4~6月の四半期の生産実績を発表。同四半期の金の生産量は過去最大の216,644oz(6.74t)となり、生産コスト(all-in sustaining cost:AISC)は1,117A$/oz(833US$/oz)となった。2015/16年度の金の生産量も過去最大の803,476oz(24.99t)となり、生産コスト(AISC)も過去最良となる1,014A$/oz(739US$/oz)となった。
22日付け地元紙によれば、同社のJake Klein会長は、金は依然として安全な資産であると述べた。同会長は、同社がQLD州のPajingo鉱山を売却するとの観測が流れていることについては触れなかったが、理想的な鉱山の保有数は6~7鉱山であると述べた。現在の同社保有の鉱山の数は7鉱山である。同会長は、今後、資産売却や買収を通じてポートフォリオを強化すると述べている。