ニュース・フラッシュ
2016年8月4日
ジャカルタ
山本耕次
フィリピン:Philex社の新規鉱山は2020年に生産開始予定
2016年8月3日付地元メディアによると、Philex Mining社はミンダナオ島におけるSilangan鉱山の操業を2020年までに開始する予定である。同社Manuel Pangilinan会長によると、操業開始は当初計画より1年ほど遅れ、これはベンゲット州にあるPadcal鉱山拡張に力を注ぐため。Philex社は、以前Silangan鉱山の商業生産開始を2018年あるいは2019年初頭と見込んでいた。鉱山寿命は30年を予定している。
2015年、鉱山地球科学局は、銅鉱山の開発申請書を承認しており、これに基づき、Philex社は鉱山開発の準備を進めてきた。Silangan鉱山は、BoyonganとBayugoの2つの鉱体から構成されており、金、銀、及び銅を産する。金の資源量はそれぞれ、50億lb及び9百万ozと見積もられている。