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- 鉱種:
- 金 ベースメタル
メキシコ:第2四半期の主要金鉱山、生産量減
2016年8月26日付け業界紙等によると、メキシコ・トップ10金産出企業の2016年第2四半期の金生産量は、加Goldcorp社が保有するPeñasquito鉱山からの産出減が大きく影響し、2015年同期の927,352oz(約29t)から、また、2016年第1四半期818,383oz(約25t)から、760,995oz(約24t)に減少した。
生産量第1位は、Peñoles社で、同社子会社Fresnillo社が保有するHerradura鉱山、Noche Buena鉱山の貴金属の増産が起因し2015年同期191,357oz(約6t)から226,561oz(約7t)に生産を拡大させた。第2位は、生産量を大きく減少させたGoldcorp社で、主力鉱山であるPeñasquito鉱山において品位が低下していること、更に設備修繕によるプラント停止が大きく影響し、2015年同期365,000oz(約11t)から3分の1以下となる102,000oz(3t)にまで生産量を低下させた。第3位、Minera Frisco社(El Coronel鉱山、El Porvenir y Asientos鉱山)、第4位、加Agnico Eagle社(Pinos Altos鉱山、Crestón Mascota鉱山)、第5位、Torex Gold社と続いている。なお、Torex Gold社は、同社が保有するEl Limón-Guajes鉱山が2016年第1四半期に本格生産を開始した結果、第5位にランクインした。
