ニュース・フラッシュ
2016年8月29日
ジャカルタ
山本耕次
フィリピン:MGB長官、「責任ある」鉱山会社は監査を恐れることはないとアピール
2016年8月25日付地元メディアによると、地球科学局(MGB)新長官Mario Luis J. Jacinto氏は、同日マニラで開催されたフィリピン鉱業大会にて挨拶を行った。その中で同氏は、Duterte政権のスタンスはアンチマイニングではなく、新規オペレーションについてもオープンな態度であると述べた。同氏は、「責任ある」鉱山会社にとって監査は福音であり、恐れる必要はなく、規則に違反していた者は、自らの不法行為に対する制裁に直面することになるだろう、と述べた。
フィリピン鉱業協会会長Benjamin Philip G. Romualdez氏は、Jacinto長官の発言は鉱業界にとってポジティブな兆候であると述べ、Jacinto長官の発言に同意するとともに、非合法及び規則に従わない鉱業者の追放は歓迎すると発言した。
