中国：商務部・税関総署、2016年9月1日より全国で加工貿易業務審査を廃止

安泰科によれば、商務部・税関総署が共同で公告を発表し、2016年9月1日より全国で加工貿易業務審査を廃止し、新しい監督管理メカニズムを構築する。

この度の加工貿易分野における政府機構簡素化と権限の地方行政部門等への委譲措置は、主に商務主管部門による加工貿易の共同審査認可及び加工貿易保税輸入部品や完成品の国内販売への転換に関する審査認可を廃止するもので、加工貿易に関する6件の許可証を廃止する。

今回廃止された6件の許可証は、商務主管部門が発行する「加工貿易業務許可証」、「ネットワーク監督管理企業加工貿易業務許可証」と「加工貿易保税輸入部品国内販売許可証」、「加工貿易不評価設備許可証」、および税関特殊監督管理区域の管理委員会が発行する「輸出加工区加工貿易業務許可証」と「輸出加工区の高度加工結転業務許可証」である。以上の審査認可を廃止することによって、政府の業務処理能率を高め、企業コストの低下させる面で積極的な役割を果たす。