ニュース・フラッシュ
2016年9月16日
ジャカルタ
山本耕次
フィリピン:住友金属鉱山がTaganito HPALの権益をNickel Asiaから取得
2016年9月15日付地元メディアによると、Nickel Asia Corpは、同社が保有するTaganito HPAL Corp.(THPAL)の権益のうち12.5%を住友金属鉱山株式会社に42mUS$で売却したと報道した。売却により、Nickel AsiaのTHPALの権益は10%となり、一方住友金属鉱山の保有権益比は62.5%から75%に増加する。残る15%は三井物産が権益を保有している。
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Nickel Asiaによると、権益売却は当局の承認手続き等を充足すれば、2016年の終わりには完了する見込み。
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THPALは2014年に完成したニッケル処理プラントであり、Nickel Asiaが10%の権益を有するCoral Bay Nickel Corp.のHPALプラントの建設・稼働に続いて建設されたものである。現時点ではフィリピン鉱業では最大級の投資が行われたプロジェクトとなっている。
