メキシコ：銅生産量、Grupo México社が約7割を占め第1位となる

2016年9月16日付け業界紙等によると、2015年メキシコ陰極銅（カソード）生産量第1位は、全生産量の約7割を生産したGrupo México社であった。その他、Peñoles社が12％、Cobre del Mayoが11％と続いている。
なお、鉱山別では、第5位のBaja California Sur州・El Boleo多金属鉱山（加Baja Mining 70％、韓国企業団30％の権益保有）は、2015年後半に操業を開始し約2万tの精鉱を生産、2017年には5万tに達すると予測されている。
メキシコ鉱業協会（Camimex）は、メキシコ国内の主力銅鉱山の1つであるBuenavista鉱山の生産状況を勘案すると2016年の銅生産量は対前年比18％増となると予測している。また、メキシコ国立統計地理情報院（INEGI）は、鉱業冶金生産量は対前年比7.3％増加したものの、金額ベースでは2.2％の増となっていることを明らかにした。