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ニュース・フラッシュ

2016年9月20日 シドニー 山下宜範

豪:QLD州、北西地域の鉱区を開放、入札を実施

2016年9月13日、QLD州政府は、同州の北西地域における探鉱鉱区の開放を発表した。同地域はQLD州のCloncurryから南西に約8㎞の位置にあり、入札の対象となる鉱区の面積は計102㎢(32鉱区)である。同州政府によれば、当該地域は銅、金、鉛及び亜鉛のポテンシャルがある。入札の開始は2016年9月16日からであり、2017年2月2日に締め切られ、2017年上期に落札者を決定する予定である。なお、落札者は当該の土地での探鉱活動に先立って、環境に係る条件を満たすと共に、先住権の関連を含む土地アクセス及び補償に関して土地保有者と交渉することが求められる。

QLD州政府は、2016年7月に新たな探鉱プログラムを立ち上げ、今回が同プログラムの第一弾となる最初の鉱区の入札である。今回の入札の開始後、2016年末にはSurat及びInjune近くの451㎢の地域を対象に石油・ガスの探鉱鉱区の入札が行われ、2017年4月にはBowen BasinのMiddlemountとBlackwaterの間の273㎢の地域を対象に石炭の探鉱鉱区の入札が行われる予定である。

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