ニュース・フラッシュ
2016年9月23日
リマ
迫田昌敏
ボリビア:2015年の鉱業直接投資額は85百万US$
2016年9月15日付け地元紙は、国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(英:ECLAC、西:CEPAL)の報告を引用するかたちで、2015年のボリビアの直接投資額(FDI)が前年比22%減の503百万US$で、うち鉱業部門の直接投資額は、17%に相当する85百万US$であったことを報じた。
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主な投資主体は、St. Kitts社、St. Barthelemy社、Glencore子会社のSinchi Wayra社であったという。ボリビア中央銀行の7月期金融政策報告書によると、2016年第1四半期のFDIは228百万US$で、前年同期の379百万US$を下回っており、部門別では、131百万US$の炭化水素部門が最大で、以下、貿易部門、電気部門と続き、鉱業部門はわずか5百万US$にとどまっている模様。
