ニュース・フラッシュ
2016年10月14日
リマ
迫田昌敏
ペルー:Hochschild Mining社、2016年第3四半期生産量増加
2016年10月13日、Hochschild Mining社(本社ロンドン、リマベース)は、2016年第3四半期銀相当生産量が、アルゼンチン、メキシコ、チリでの展開事業も含め、9.9百万oz(約308t)となり、前年同期の8.4百万ozから約18%増加したことを発表した。
ペルーのInmaculada鉱山(Ayacucho州)及びArcata鉱山(Arequipa州)での増産で、今期の生産は、銀5.0百万oz(約156t)、金64.4千oz(約2.0t)を記録した。2015年6月に操業開始したInmaculada鉱山は、今期銀1.3百万oz(約40t)、金42,480oz(約1.3t)を生産、一方Arcata鉱山は、銀1.7百万oz(約53t)、金6,330oz(約0.2t)を生産した。
このことから同社は、今年2度目の2016年生産目標アップを発表した。同社の2016年の銀相当生産量は、35百万oz(約1,089t)が見込まれ、直前の目標34百万ozを約3%、2015年の実績銀相当生産量27百万ozを約30%上回ることになる模様。