ペルー：Aruntani Group社、銅プロジェクトは延期

2016年10月17日付け地元紙によると、Aruntani Group社（本社リマ）は、2015年にAnama金鉱山（Apurimac州）の操業を開始したのに続き、2017年1月にUtunsa金プロジェクト（Cusco州）の操業を開始する予定であるなど、既存のApumayo鉱山（Ayacucho州）やJessica鉱山（Puno州）を含め、計4金鉱山を操業することで、Buenaventura社に次ぐ国内2位の金生産量を維持する勢いの一方で、銅プロジェクトに関しては、銅価格の低迷を理由に開発を見合わせる方針を示した。

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同社Del Castillo社長は、その一例としてAcana銅プロジェクト（Arequipa州）をあげ、現在探鉱段階にあり、酸化鉱の開発を目的としたパイロットプラントでの試験等は継続するものの、銅価格が回復するまでは、本格的なプロジェクト開発は延期する方針を明らかにした。