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ニュース・フラッシュ

2016年10月21日 リマ 迫田昌敏

ペルー:Volcan社、水力発電事業を強化

2016年10月17日付け地元紙によると、Minera Volcan社(本社リマ)は、金属価格の低迷を理由に、鉱業部門への投資を削減し、ペルー国内での水力発電事業を強化する方針である。

同社のJosé Picasso社長は、当面、同社の4つの鉱業ユニット(Yauli、Chungar、Alpamarca、Cerro de Pasco)に対するエネルギー自給率を高めることを目標とすると述べた。2016年8月現在、同社の水力発電所数は12か所、合計出力43MWであるが、年末までにさらに3基以上の発電所を追加する計画という。

同社長は「ちょうど20MWのRucuy発電所(Chancay川)を50百万US$で完成させたところで、年内に、さらにTingo中央発電所の15MW拡張と、Rucuy発電所の近くに合計30MWの発電所2基を建設する計画である」と述べた。

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