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2016年10月21日 リマ 迫田昌敏

ペルー:Puno州、鉱山企業の撤退求める道路封鎖で警官と住民が衝突

2016年10月19日付け地元紙各紙によると、Puno州のMelgar郡Orurillo区では、Caracara Silver社(本社トロント)の現地子会社Solex del Perú社の撤退を求める地元住民らが、道路封鎖を伴う48時間抗議デモを実施し、これを解除しようとした警官隊と衝突して負傷者が発生したほか、同社のキャンプ地に対する放火が行われた。原因に関し、住民側は、同社が法に定められる事前の周知活動を行わず無断で活動を開始したと訴えているほか、現地は農牧地帯であるとして、同社の撤退を求めている。

一方、同社のArellano安全対策部長は、未だ許認可を得ていないことから、キャンプ地の再整備を実施しているだけであり、探鉱や採掘活動は行っていないと述べている。本エリアでは以前Ciemsa社が鉛の採掘を行っていたが、Solex社に鉱業権が譲渡された模様である。

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