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ニュース・フラッシュ

2016年10月21日 リマ 迫田昌敏

ペルー:Las Bambas鉱山争議、Matarani港の同鉱山貯鉱在庫尽きる

2016年10月21日付け地元紙によると、中国Minmetals社傘下MMG社(本社豪州メルボルン)のスポークスマンは同紙に対して、同社のLas Bambas鉱山(Apurimac州)周辺住民によるアクセス道の占拠により、同鉱山の精鉱輸出が行われるMatarani港の貯蔵施設の精鉱在庫が尽きたことを明らかにした。同港における同社の貯蔵施設は、100,000tの精鉱が貯蔵可能である模様。なおも道路封鎖による住民の抗議活動は継続しており、同鉱山は操業を継続しているものの、今後、同鉱山山元の貯鉱能力(47,000t)に達することが懸念されている。

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同鉱山の精鉱は、Pumamarcaを経由する120台のトラック輸送区間を経て、IwataからMatarani港まで列車輸送され、これが現時点で唯一の輸送経路となっているが、QuehuiraとHuancuireの町の間が道路封鎖されているという。

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