チリ：環境監督庁、環境認可違反でLos Pelambres銅鉱山を告訴

2016年10月14日付けメディア報道によると、Los Pelambres銅鉱山の植生復元計画不履行に関する告発を受けて、環境監督庁が2014～2015年に調査を実施した結果、水資源および植生保護管理に関して9件の環境認可違反行為が確認された。同庁は、そのうち5件を重度の違反と判断した模様で、これらの違反に対して科せられる罰金額は2,300万US$に達する可能性が示唆されている。

Los Pelambres銅鉱山側は、環境監督庁から正式な通知を受けていないとしており、同社の説明によると、指摘された違反行為のいくつかは、法令遵守計画によって解決済みとしている。

環境監督庁から通知を受けて以降、Los Pelambres銅鉱山が順守義務に対する取組み計画を提出できる期間は10日以内、不服申し立てがをできる期間は15日以内となっている。