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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2016年10月24日 サンティアゴ 村上尚義

チリ:Anglo American、負債削減のためLos Bronces銅鉱山およびCollahuasi銅鉱山の操業に注力

2016年10月14日付けメディア報道によると、Anglo Americanの現在の負債額は総額135億US$と計上されており、本年中に同社は、資産売却により30億US$の負債返済を見込んでいる。

さらにMark Cutifani Anglo American CEOは、コスト管理、人的資源削減および投資最適化を進め、資産売却にもかかわらず本年の生産量を対2012年比で12%増にすると述べており、この目標を実現するためにLos Bronces銅鉱山およびCollahuasi銅鉱山の操業は重要と位置付けている。

以前の報道では、Anglo AmericanがCODELCOにLos Bronces銅鉱山を売却する可能性が示唆されていたが、Cutifani CEOは今般、「Los Bronces銅鉱山は、Anglo Americanの事業戦略の一環として重要となっていることから、売却する予定はない」と否定し、その他に、Chagres製錬所、El Soldado銅鉱山については、2016年中のキャシュフローの安定性を確保するため最適化計画が実施されており、現在まで業績は良好であると述べている。

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