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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2016年10月24日 シドニー 矢島太郎

豪:OZ Minerals社、SA州大停電の影響により金の年間生産目標量を下方修正

2016年10月21日、SA州Prominent Hill銅・金鉱山を操業するOZ Minerals社は、2016年7~9月四半期(Quarter3:Q3)報告を発表した。同社のQ3四半期の金生産量は28,466oz(885㎏)であり、2016年4~6月四半期(Q2)の30,099oz(936㎏)を下回った。悪天候によりSA州全体で停電が発生し、同鉱山では同年9月28日~10月13日にかけて電力の供給が停止し、金の生産量が低下した。そのため、同社は金の生産目標量を当初の年間125,000~135,000oz(3.9~4.2t)から115,000~120,000oz(3.6~3.7t)に下方修正した。

一方、同社のQ3四半期の銅生産量は28,756tであり、停電にもかかわらずQ2四半期の27,350tを上回った。そのため、銅の生産目標量は当初の年間115,000~125,000tを維持している。また、同鉱山のQ3四半期の生産コスト(C1 Cash Costs)は70.7US¢/lbであり、前四半期の72.0US¢/lbよりも改善している。

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