閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
2016年10月25日 ジャカルタ 山本耕次

インドネシア:PT Newmontが輸出許可延長を申請

2016年10月25日付地元メディアによると、PT Newmont Nusa Tenggara(PTNNT)社は2016年11月23日に失効となる銅鉱石輸出許可の延長を申請した。

PTNNT広報部長Rubi Purmomo氏は、同社が2016年10月10日にエネルギー鉱物資源省(MEMR)に対して輸出推薦状を求める申請を提出したことを認めた。MEMRの推薦状は、商業省からの精鉱輸出許可取得に必須であるため。

現在の鉱業関係法令では、精鉱の輸出は6か月毎にインドネシア政府から許可を取得しなければならない。また、2014年政令第1号では、2017年1月以降は精鉱の輸出も認められていない。政府は目下、精鉱輸出延長を認めるため、政令の修正作業を行っているとされ、これにより、PTNNTやPT Freeport Indonesia社などの鉱山は2017年以降も銅精鉱が輸出可能であると考えられている。

PTNNTの現在の輸出許可は2016年5月24日に発行され、輸出割当量は491,757tであるが、Rubi氏は今回更新における希望輸出割当量については明言を避けた。

ページトップへ