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- 鉱種:
- 金 ベースメタル
ロシア:国際コンソーシアム、Klyuchevskoe金鉱床開発に5億US$投資へ
2016年10月17日付地元報道等によると、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アの国際コンソーシアムがKlyuchevskoe金鉱床(ザバイカリエ地方)の開発に約5億US$を投資する。これは、2016年10月16日、BRICS首脳会議において、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アの投資家が参加するロシアの大型鉱業プロジェクトの共同実施に関するBRICS史上初の多国間基本合意書の締結を受けてたものである。
Klyuchevskoe鉱床の埋蔵量はA+B+C1が47.8t、C2が26.6t、オフバランスが4tで、開発ライセンスはZapadnoe-Klyuchi社(現在インドのSUN Gold社傘下)が所有しているが、金採掘は10年以上凍結されている。この提携により、必要な許可取得後3年以内にプロジェクトを商業開発ベースに乗せるための資金確保が可能となる。
BRICS諸国の投資家と極東バイカル地域開発基金は、プロジェクトが操業段階に達するまで、Klyuchevskoe鉱床の生産施設建設及び金生産発展のためのインフラ整備に投資することで合意している。極東バイカル地域開発基金が約15%を出資し、残りはChina National Gold Group、SUN Gold社、アントニオ・モラエス氏の投資ファンド(ブラジル)とTrans Africa Capital社(南ア)が提供する。