メキシコ：2016年8月の銅生産額、2012年同月比38.22％減

2016年11月3日付け地元紙によると、メキシコ鉱業センター（SGM）は、2016年1～8月の累積銅生産額が、2012年同期の45,945.28百万ペソから38.22％減少し28,384.80百万ペソとなったと発表した。また、1～8月累積銅生産量は、2012年の439,531tから24.99％減少し329,712tとなった。

なお、メキシコ鉱業会議所（Camimex）のレポートによると、Grupo México社はメキシコにおける銅精鉱の最大手生産企業であり、次にNemisa社及びCapstone Mining社と続くが、この3社で国内全体の82％を占める。

また、州別の銅生産ランキングでは、Sonora州が最大手で全体の81.3％を占める。これは、根本的にGM社保有Buenavista鉱山とLa Caridad鉱山の生産によるものであるが、他には、Milpillas鉱山、Piedras Verdes鉱山、Maria鉱山、Luz de Cobre鉱山といった小規模鉱山の生産量が加わる。