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ニュース・フラッシュ

2016年11月7日 シドニー 矢島太郎

豪:Rio Tinto、マーケティングと市場分析等に関わる職員の一部をシンガポールへ配置転換

2016年11月3日、地元メディアはRio Tintoが鉱山操業以外のマーケティングと市場分析等に関わる職員の一部をシンガポールへ12月から配置転換することを報じた。世界各国のRio Tinto事務所から30~40名がシンガポールへ配置転換される予定で、そのうち約1/4が豪州から赴任する予定である。同社はシンガポールをマーケティングと市場分析の拠点とし、中国とインドとの取引を行う予定である。

同社は機能を一か所に集中することで、海外との取引の透明性が一層向上することを強調しており、今後も業務の透明性向上に努めるとコメントしている。Rio Tintoは現在シンガポールに約300名のスタッフを常駐させており、既にパース事務所からマーケティングに携わるスタッフ約20名が赴任している。Rio Tintoは世界で約55,000名を雇用しており、豪州ではそのうち約29,000が雇用されている。

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