ペルー：Minera Anabi社キャンプ施設を地域住民らが占拠

2016年11月11日付け地元紙によると、Minera Anabi社のキャンプ施設（Cusco州Chunbivilcas郡）で、11月9日、同社の約束不履行や環境汚染への危惧を理由に、地元Quiñota区の住民らによる占拠が行われた。

同施設は、11月7日に住民による占拠のあったConstancia鉱山と同じChunbivilca郡に位置している。同社は本施設の近傍（Apurimac州との境界）でUtunsa金プロジェクトを実施中で、現在鉱山建設段階にあり、処理量15,000tpdの選鉱施設の建設を申請している。11月11日時点で住民らによる占拠は継続しているほか、政府による介入を要求している模様。