閉じる

ニュース・フラッシュ

2016年11月21日 ジャカルタ 山本耕次

フィリピン:2015年度の鉱業生産は減少

2016年11月17日付地元メディアによると、国内総生産に対する鉱山セクターの寄与について、2015年は80.9bPHPとなり、前年の90.7bPHPより減少した。また、鉱産物輸出額は2014年の4.038bUS$に対し、2015年は2.797bUS$と大幅に減少した。一方、鉱山分野の雇用はほぼ横ばいで推移しており、2014年は235千人であったが、2015年は236千人であった。第63回国家鉱山安全・環境会議において、鉱山地球科学局(MGB)のGlenn Marcelo Noble氏が明らかにした。

フィリピン統計局の報告によると、ミマロパ地方の鉱業及び採石業は同地方のGDPの20%に寄与しており、カラガ地方では22%となっているという。また、コルディレラ行政地域の2012年の鉱業セクター生産額は108,261,862PHPであるが、2014年には25,320,305PHPとなっている。

Noble氏は報告の中で、国際的に認められた手法で責任ある操業を行い、地元コミュニティに最大の利益をもたらす限り、現政権は鉱業をサポートし続けることを表明した。

ページトップへ