メキシコ：加Excellon Resources社、Platosa鉱山のエヒード（共有地）裁判闘争終結に向かう

2016年11月16日付け業界紙等によると、加Excellon Resources社（本社：トロント）は、同社がDurango州に保有するPlatosa多金属鉱山コンセッションの共有地所有者との裁判が終結に向かっていることを明らかにした。

2012年同鉱山が位置する土地（共有地）所有者及び労働関係グループは、Excellon社が共有地賃貸契約を遵守していないとして同鉱山へのアクセス道を封鎖した。長期間の封鎖活動は、連邦及び州警察等により強制的に排除され、この後、裁判闘争へと移行していた。同社によると、判決では、鉱山西のLa Sierrita共有地1,100haの地上権契約の解除という同社の主張に沿うものであった。同社はそれらの土地を含めた総鉱区面積21,000haを保有する。

なお、La Sierrita共有地所有者には、Excellon社に対し、封鎖活動による損失5.6百万ペソの支払い義務、Excellon社には同所有者に対し、同賃貸契約上の水処理プラント建設に係る補償5.5百万ペソの支払い義務が課せられた。