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ニュース・フラッシュ

2016年11月25日 ジャカルタ 山本耕次

インドネシア:PT Freeportの株式売却はIPOにて実施の可能性

2016年11月24日付地元メディアによると、PT Freeport Indonesia(PTFI)の株式売却は新規株式公開(IPO)にて実施される可能性がある。

PTFI取締役社長Chappy Hakim氏がJonan Ignasiusエネルギー鉱物資源相との直近の会談で述べたところによると、同社はIPOによる株式売却の準備を行うよう弁護士事務所に指示を出した。同氏は11月23日の地元紙の取材に対し、多くの解決すべき問題があるが、IPOが株式売却問題の解決のために最もよい方法である、と述べた。

PTFIは、10.64%の株式をインドネシア投資家に対し売却する義務を課せられている。当初、PTFIは同株式の売却価格として1.7bUS$を提示したが、インドネシア政府は630mUS$の価格を提示し、物別れに終わっていた。

エネルギー鉱物資源省の報道官は先週、外国資本のIPOを通しての株式売却管理に関する新規則を準備していることを認めている。

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