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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2016年11月27日 メキシコ 森元英樹

メキシコ:2016年第3四半期の主要銀産出企業の銀生産量は前年同期比2.92%減

2016年11月22日付け業界紙等によると、2016年第3四半期の主要銀産出企業の生産量は前年同期比2.92%減となった。Peñoles社、加First Majestic Silver社等は増加したものの、加Goldcorp社が保有するPeñasquito鉱山の生産減が大きく影響した。主な銀生産企業の生産量は以下のとおり。

  • Peñoles社:本年7月のSan Julian鉱山の開発及びSaucito鉱山の粗鉱処理量増加により404.3tから429.2tに増加。
  • 加Goldcorp社:Peñasquito鉱山の粗鉱品位低下とその処理量減により、前年同期の232.3tから163.0tに減少。
  • 米Southern Copper社:前年同期の74.6tから118.2tへと増加。大部分は59.1tから87.1tへと増加したBuenavista鉱山の拡張に伴う生産量増によるものである。
  • 加First Majestic Silver社:Santa Elena鉱山の操業開始により、前年同期の80.5tから96.4tへと増加。
  • 加Pan American Silver社:La Colorada鉱山の生産量が増加したものの、Dolores鉱山、Alamo Dorado鉱山の生産量が減少した結果、前年同期の99.8tから82.7tへと減少。
  • Minera Frisco社:前年同期の69.0tから72.2tへと増加。
  • 加Fortuna Silver社:本年7月のSan Jose鉱山の拡張工事終了により、41.0tから55.4tへと増加。
  • 加Primero Mining社:高品位鉱脈へのアクセス道工事による一時操業が影響し、前年同期の59.1tから42.6tへと減少。
  • Endeavour Silver社:操業3鉱山の生産減により、前年同期の56.6tから39.8tへと減少。
  • 米Coeur Mining社:生産作業の見直しよる坑内作業が発生したことにより、前年同期の44.2tから29.0tへと減少。
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