ニュース・フラッシュ
2016年12月2日
リマ
迫田昌敏
ペルー:太平洋同盟諸国、鉱業部門促進のためのサンティアゴ宣言に署名
2016年11月30日付けペルーエネルギー鉱山省発表によると、太平洋同盟を構成するペルー、チリ、メキシコ、コロンビアの4か国は、鉱業部門促進のためのサンティアゴ宣言に署名した。
8項目からなる同宣言には、同盟加盟国の国内開発を促進するうえで、資源抽出産業部門に対する共通のビジョンを保有するために、同部門における官民対話を定期的に開催すること、また、15日以内に技術作業部会(Grupo Técnico de Trabajo、GTT)を設け、鉱業部門の管理基準、同部門の強みと弱み、相互協力範囲の特定、物とサービスの交換に対する可能性について検討することを取り決めている。同作業部会は、米州開発銀行(IDB)からの技術的支援を受けて年2回開催される。