ペルー：2016年10月の鉱産物生産量

2016年12月1日、エネルギー鉱山省鉱山総局が、2016年10月の鉱産物生産量実績を公表した。

発表によると、引き続き銅生産は好調で、単月で前年同月比38％増の218,685t、2016年1～10月累計で前年同期比43％増の1,943,707tとなった。Cerro Verde鉱山（Arequipa州）、Antamina鉱山（Ancash州）、Las Bambas鉱山（Apurímac州）が銅の国内生産のトップ3で、シェアはそれぞれ、22.1％、19.5％、13.7％と、これら3鉱山で55.3％を占めている。州別では、Apurímac州が、Las Bambas鉱山によって、Arequipa州、Ancash州、Cusco州に続く第4位の生産州となった。銅の増産は20カ月連続であり、Villegas局長は、170万tだった2015年の銅生産は、2016年は230万tを超えるだろうと述べている。