インドネシア：Indoferro社の第2NPIプラントの操業開始に遅れ

2016年12月5日付地元メディアによると、PT Indoferroは、バンテン州Cilegonにおける第2ニッケル銑鉄プラントの操業開始時期を2016年12月から2017年4月に延期する。

PT Indoferroは、同プラント操業の開始を当初2016年3月としていたが、外国人労働者雇用に関する法的問題により、2016年12月に延期していた。この第2プラントは年産250,000tの生産能力を有し、稼働されれば、同社の生産能力は500,000t/年と倍増する。

PT Indoferroの親会社Growth Steel Groupの事業開発部長Jonatan Handojo氏はメディアの取材に対し、当該プラント建設の進捗が90％に達していることを明かした。同氏はまた、先に納入された電気制御設備が契約条件と一致しなかったため、再納入を待っている状態であると述べた。

当該プラントでの生産物は、中国、インド、韓国、台湾及びトルコに輸出される予定となっている。