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ペルー:Buenaventura社、2017年より、初の社外新CEO就任
2016年12月6日付け地元紙によると、ペルー国内最大の地場産金業者であるBuenaventura社(本社リマ)は、2017年1月2日より、新CEOにVictor Gobitz氏(52歳)が就任することを発表した。
同社では60年前の創立以来、最大株主であるBenavides家出身ではない初のCEOとなる。なお現在のRoque Benavides CEO(62歳)は、2017年以降も理事会議長として続投するほか、今回の人事については「世代交代及びBuenaventura社の操業強化」を目的としたものだと説明した。Gobitz新CEOは、2013年から2016年までMilpo社(本社リマ)の代表取締役を務めたほか、過去にはBuenaventura社のEl Brocal鉱山で操業部長を務めた経歴がある。
一方、Benavides現社長は、2017年の同社の見通しとして、操業を開始するTambomayoプロジェクト(Arequipa州)や、拡張を完了したCerro Verde鉱山(Arequipa州)による増収によって得られる利益を、San Gabrielプロジェクト(前Chucapacaプロジェクト、Moquegua州)の開発に充てる計画を示した。
