加：Dundee Sustainable Technologies社、シアンフリーの金製錬法を開発

2016年12月13日、加Dundee Sustainable Technologies Inc.社（本社モントリオール）は、従来の青化法とは異なる塩素系溶媒を用いた抽出法による金製錬の実証試験を行い、97％の回収率を達成したことを発表した。

発表によれば、抽出実験はチリの鉱山会社より提供された金110g/t、銅9.0％、水銀900g/tを含む40tの金精鉱を用いて行われた。実験の結果、金の回収率は約97％であり、抽出過程で成功に含まれる水銀も99％除去された。同社CEOは「この結果により、青化法と比較して環境負荷の小さい本手法の有効性が示された」と述べた。