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- 銅 ベースメタル
ペルー:政府、五鉱傘下Las Bambas銅鉱山に対し新しい環境計画書の提出を要求
安泰科によれば、ペルー政府は、五鉱資源傘下にあるLas Bambas銅鉱山に関する環境計画書の再提出を求めている。現地マスコミは、当該鉱山が整った環境アセスメント報告書を作成する期間も鉱山経営に対する影響はないと報道した。これは、新政府が、現地住民からの抗議を受けた後、当該プロジェクトの信頼性を取り戻すための新しい措置である。10月の抗議活動の後、一時的に当該鉱山の輸出は停止された。当該鉱山は世界最大級の銅鉱山である。
これまで、政府機関は、当該鉱山の環境保護計画を承認していた。当該計画では、以前提案したパイプによる輸送の代わりにトラックによる港への精鉱輸出が認められている。最近数か月、近くの住民による抗議活動が続いているが、これは2回目の計画改定案で意見を求めていない、数百台の大型車両が住居近くの舗装していない道路を利用することで、騒音または粉塵による被害を受けているためである。
発表されたデータによると、Las Bambas銅鉱山の8月の生産量は3.5万t(金属量)で、ペルー国内銅総生産の1/5を占めている。当該鉱山は、最初の5年間で年間40万tの銅精鉱(金属量)を産出することができる。